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書評 明日を支配するもの

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命 P.F.ドラッカー著、上田惇生訳

  「現代社会において預言者はいるか? 」と聞かれたら、あえて私は「います」と答えたいと思います。「それは誰か?」と聞かれたら、私は「ドラッカーです」と答えます。なぜなら、それくらいドラッカーの本は先見性にあふれていると思うからです。
  また、これは私が申し上げたことではありませんが、「人それぞれにドラッカーがある」というようなことがよく言われます。ドラッカーの本に書いてあることは、いわば「誰にでも共通する骨組み、規範」のようなものだと思います。それを各人の仕事・人生にどれだけあてはめられるか?といった点は、各人にゆだねられていると思います。

  しかしそれだけに、ドラッカーの本は読み応えがある本ばかりです。ドラッカーの本1冊に割く労力は、通常のビジネス書10冊分くらいには相当すると思います。私自身なんとか3~4冊ドラッカーの本を読み終えたところで、多くのドラッカーファンの方々からすればほんの初心者です。

  そういう中でも、この「明日を支配するもの」は、比較的読みやすいドラッカーだと思います。一般的には「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」「エッセンシャル マネジメント」が有名だと思いますが、私は初めて読むドラッカーとしてこの本をお薦めします。ちなみにアマゾンにもそういう書評がいくつか掲載されているので、そのように感じた方は私だけではないようです。

  まず、ドラッカーは日本の読者に対して「私は、本が今日の問題に独自の解決策を見出し、近代的ではあっても西洋的ではない日本として、この転換期を乗り越え、再起することを期待している。」(ページii)とおっしゃっています。ちなみにこの本が日本で出版されたのは、1999年です。なのに、あたかもまるで震災後に出されたような書き出しです。

  次に、これこそドラッカー!と思うフレーズを引用します。『もはや自らの製品やサービスを中心においてはならないということである。』『中心とすべきは、顧客にとっての価値である。』(p32) 『変化はコントロールできない。できることは、その先頭にたつことだけである。』(p82)私が一生肝に銘じなければいけないと思うフレーズです。

  この本には本当にたくさんの役に立ち得ることが書いてありますが、本日の最後にこのフレーズを引用して終わります。『20世紀の偉業は、製造業における肉体労働の生産性を50倍に上げたことである。続く21世紀中に期待される偉業は、知識労働の生産性を、同じように大幅に上げることである。』(p160)これこそ私達が日々考えてやらねばいけないことでしょう。

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プロフィール

寺國希一郎

Author:寺國希一郎
ブログの閲覧誠にありがとうございます。独断と偏見でネーミングした「知財資格三冠」(弁理士、博士、TOEIC 900)を取得すべく奮闘中です。現在弁理士、博士(工学)、TOEIC 885の「二冠?」です。

2011年度第3回英検一次試験で、英検一級一次試験をなんとか突破。二次試験に向けて勉強中。

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